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活動内容

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【基本方針】

  • 高齢者コミュニティの形成

高齢化及び人口減少に向けて、緑環境の保全と元気な高齢者の新たな就業機会を創出する農地と住宅が一体となった自分のまちをつくる・育てる高齢者コミュニティの形成を目指します。
 

  • 見沼田圃の耕作放棄地の再生を目指す就農コミュニティの形成

見沼田圃はさいたま市の中央に広がる貴重な緑地空間として位置づけられており、この農地の保全と活用、営農を再生するため、都市と農場が共存する地元からの里づくりを目指し、高齢者を主役とした持続可能な就農コミュニティの形成を目指します。

 

  • 環境共生住宅地の形成

従来の宅地供給促進型開発から農地を活かした多様なまちづくりを目指します。これからのまちづくりとして、田園風景を背景に自然エネルギーを活用し、地元木材を利用した農園付き住宅地の展開をイメージしています。
 

  • 防災・災害対策街区の形成

災害に強いまちを形成し、周辺住民に対して被災後生活対策機能の提供可能なまちづくりを図ります。

見沼田圃オールドタウンの事業方針
 

  1. 「見沼田圃オールドタウン」の考え方
    見沼田圃オールドタウンは、先に表示した4つの基本方針に基づき、大宮宿郊外の歴史を紐解き、見沼田圃周辺エリア対象に高齢者が安心して住み続けることのできる福祉と農業が共生した「居住」をテーマとして、これからの暮らし方想像し、その姿を提案したいと考えています。
    特に、郊外の農地が身近に存在する土地固有の条件を活かした居住環境として、アメニティ(快適性)と歴史(記憶の要素が挙げられます。

    アメニティ
    日常生活に魅力的なサービス機能(娯楽、共同食堂、購買、マーケット、コミュニティ、ケアサービス施設)等を付加することにより、快適な暮らしが確保されます。

    歴史
    居住した記憶を残し、代々の暮らしの証(神社仏閣・古民家・碑)が継承されることにより、歴史の繋がる郷里(オールドタウン)となります。
     

  2. オールドタウン事業方式
    オールドタウン事業の条件としては、事業主体、土地及び建物の所有形態(個人/組合/会員等)、事業者及び地主、農地の在り方、高齢者のケア事業等、様々な要素のかかわり方により、いくつかの方向が考えられます。
    基本的には、土地所有者と事業者とNPOの共同事業となり、建物はオールドタウン会員による共同所有あるいは賃貸利用権取得による事業を想定しています。

     

  3. 住居形式の選択
    敷地の位置、規模、周辺環境等により、様々な住居形式が考えられ、その特性に適応した住居形式を選択できます。

    タウンハウス(低層集合住宅)
    農地付き借地賃貸住宅としてのサービス付き高齢者向け住宅(訪問介護/デイサービス等の併設)

    コレクティブハウジング
    高齢者世帯&単身世帯を対象として農家を含む既存住宅、古民家、空き家を活用した支え合う共同生活を営む住宅地

    コーポラティブハウジング
    居住者の組合による農地付き共同住宅

    コンドミニアム
    生活するための設備が備えられた長期滞在型宿泊施設

    モービルハウス(トレーラーハウス)
    生活するための設備を備えた可動式住居であり、農園の季節限定利用あるいは大規模災害時の被災者仮設住宅として活用可能

     

  4. 事業モデルの提案
    見沼田圃周辺エリアを対象に、地域地区(市街化区域と市街化調整区域)あるいは、事業可 能な土地の規模等により、事業モデルを提案します。

    小規模開発-農地付きサービス付き高齢者向け住宅
    見沼田圃周辺の市街化区域内の生産緑地等の利用可能な用地に対し、市街化調整区域の休耕地を活用して農園と連携したサービス付き高齢者向け住宅の整備を提案します。事業としては、土地所有者、事業者及びNPOによる企画、設計、工事、運営等を行います。

    大規模開発-環境共生住宅地
    周辺エリアの市街化区域内には、まとまった土地である大学用地あるいは40年を経過する団地が存在しています。人口減少及び高齢者の増加の推移の社会状況を踏まえて、これらの土地利用計画を検討します。

    NPOとしては、都市計画提案制度による環境共生住宅地の形成を図る計画的まちづくり(0.5ha以上の区域)を提案します。

    まちづくりの一環としての高齢者と農業を繋ぐ田園風景の再構築
    地域に居住する高齢者世帯や単身者世帯が多く点在する家屋及び空き地、空き家、既存アパートあるいは市街化調整区域に散在する農家屋敷等の複数の住民と連携し、まちづくりの一環として環境共生の高齢者向けの住宅の再活用を図ります。

    複数の土地が同様な環境で繋がることにより、見沼田圃周辺の良好な景観が連坦し、古民家の保存活用により、歴史の継承が期待されます。

    NPOとしては、自治会や地元不動産屋と連携して、空き地・空き家バンクの創設を提案し、住民主体のまちのマネジメントを推進します。


 

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