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活動内容

【当面の活動】

2019年(R1)から地元農家と協力して、休耕地の再利用のための様々な施策を検討しています。地区の居住環境を総合的に改善していくため、空き家や休耕農地を活用した高齢者住宅及び就農機会の創出、収穫した農産物の加工販売による新たなサービスの展開等を検討しています。


また、市街化区域内に分布する生産緑地の無秩序な宅地開発から市街地環境を守るため、住民が協力して進めるまちづくりと地域マネジメントを検討しています。


見沼田圃を取り囲み、休耕農地と生産緑地が線引き区域を跨いで、維持可能な一つの居住環境帯として、農家・地域住民・福祉サービス・就農環境・居住環境が連携される住民共同体の構築を目指します。

当面の活動として、「見沼小松台農園」の開園と「片柳地区まちづくり構想」策定に向けた地域住民主体のまちづくり協議会の設立活動を行っています。 

  • 見沼小松台農園と片柳まちづくりエリアの位置


























    ※注釈:「見沼たんぼ見どころガイド2021」(さいたま市見沼田圃政策推進室)

 

  • 「見沼小松台農園」の開園:2021年6月開園予定
    小松台にある休耕農地を再活用し、農家と協働して広く市民農園として農地の復活を図ります。貸農地総面積は約2,100㎡(34区画/50㎡、13区画/25㎡)を想定しています。
    図-1 見沼小松台農園配置図 

























     

  • 「片柳地区まちづくり構想」の策定
    2020年で片柳村が大宮市に編入して65年、都市計画法の改正により市街化区域の線引きが施行されて50年が経ちました。
    この間、少子高齢化、地区人口の減少、空き家の増加、農地の休耕化、資材置場の増加、樹林地の減少等による田園風景や居住環境の変化が見られています。

    片柳地区にこれからも住み続けるために、自分たちのまちの状況を再確認することが必要だと思います。地区の抱えている問題等、多様な考えを持った地区の皆さんが情報を共有して、自ら考え、課題を調整する試みを地域住民の皆さんと共に考えていきたいと思います。

    地域の住民の皆さんが集まり、これからのまちについて語り合ことが、まちが次の世代への繋がる手立てだと考えます。

    (片柳地区の状況)
    歴史
    江戸期は、日光御成街道や中山道大宮宿の背後地として集落が形成されていました。片柳小学校は、歴史が古く1874年(M7)に片柳学校として設置されています。(明治37年に東新井に移転)1970年(S45)に都市計画法改正による線引きが行われ、県道さいたま幸手線(214号線)を境に市街化区域と市街化調整区域に区分されました。

    位置づけ
    「見沼田圃基本計画」(H23、2011)における片柳地区は、芝川と加田屋川に挟まれた「ふるさとエリア」においては、見沼田圃と連続する谷戸の農地、用水、斜面林及び台地上の屋敷林など見沼田圃と一体となった緑地空間として位置づけられています。

    片柳中学校区は、芝川と加田屋川の流れる見沼田圃に囲まれ、農地が多くを占める地域となっています。(人口は17,000人2015年国勢調査、面積約600ha)

    図 片柳地区まちづくり対象範囲(片柳中学校区)

     

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